プロケーブル(ProCable)社は、名前の通りプロ用ケーブルを中心に扱っているメーカーであるが、今は、音楽用の電源トランスの会社としても、有名になってしまっているようだ。
実に色々な電源トランスをプロケーブル(ProCable)は出しているので、買う側は迷ってしまうのだ。一体全体、プロケーブル(ProCable)社のトランスの中で、どれが一番高性能なのだろうか?、音がいいのだろうか?、この解答は、プロケーブル(ProCable)社に直接聞いてみたほうが早いところだ。
プロケーブル(ProCable)ファンとしては、興味津々の質問ではないだろうか?
プロケーブル(ProCable)から帰ってきた答えは、下記のものであった。
1)ギターアンプ(ベースアンプ)のかたは、アイソレーショントランス600W
2)オーディオ用のかたは、ダウン&アイソレーショントランスの1500Wが一押し、1500Wで容量の足りないかたは、3000W容量、100Vからしか電源が取れないかたは、ミュージシャンズ電源100V仕様、1500W容量。
3)コンセントを非常に多く使うかたは、コンセント16ダウントランス、3000W容量
4)プロのスタジオのかたには、アップ&アイソレーション230V、3000W容量
以上である。これではプロケーブル(ProCable)のトランスのほとんど全てではないか!
ということは、プロケーブル(ProCable)社の言い分としては、用途に応じて選んで下さいということなのだろう。手抜きは一切していませんので、どれでもいいのですが・・ともプロケーブル(ProCable)社は言っていました。
ところで、プロケーブル(ProCable)社の言う、オーディオ用途としての一押しの、ダウン&アイソレーションの1500Wについては、200V仕様と100V仕様の二種類がある。これは、「200Vのほうが確かに高性能になりますが、200Vが引けないかたは、自宅録音用途などでも、プロのかたのスタジオ用途などでも、100V仕様で十分な音質をプロケーブル(ProCable)社は保証しています。」とのことであった。
プロケーブル(ProCable)社のトランスは異常なほど音が良くなると、知人から聞いていた私にとっては、選ぶ楽しさもある。選ぶとしたら、やはりダウン&アイソレーションだろうか。
なにせ、プロケーブル(ProCable)の大阪店に伺った折に、あの有名な視聴室に入らせていただいたのだが、そのプロケーブル(ProCable)の視聴室の音ときたら、あまりにも凄く、かつて「音」というもので、一度も聞いた事がないというほどの、「生音レベル」のものだったからです。
そして、そこに置いてあったのは、200Vに接続してある、ダウン&アイソレーションの3000Wであった。そのトランスこそは、プロケーブル(ProCable)社のトランスの中のフラッグシップ機だとのことで、その性能は群を抜いているとのことでした。
業務用としての用途だからこそ、プロケーブル(ProCable)社は、3000Wのダウン&アイソレーションを視聴室に使っていたのだろう。今は1500W仕様もあるし、通常は、プロケーブル(ProCable)社によれば、1500Wで十二分であるとのことですが、プロケーブル(ProCable)社が心配していたのは、容量不足でした。大きめのアンプを複数台使われる場合には、ダウン&アイソレーションの3000Wのほうにして下さいとのことでした。
2014年1月 お客様の文章より転載 BY ProCable